フォントとロゴが苦手な私が読んで眼から鱗だった本。

・・・WEBデザイナーなんですけどね^^;

前職場でだいぶ矯正されたものの、実は未だに、フォントとロゴにはやや苦手意識があります。

特に苦手なのが文字組み。
いつもこんなかんじで大丈夫かなー?と思いながら、試行錯誤しながらやっています。
(優秀なグラフィックデザイナーさん達が身近に多いせいだろうか…。)

ロゴもそう。
「WEBサイトと一緒にロゴも欲しい」というついで依頼が時々あるのですが、
これがかなり難しい。

シンプルな形に結構な意味がこめられているわけで。
サービスなり商品の、もしかしたら会社のシンボルマークとなるわけですよ。

そんな私ですが、これからロゴをつくる機会(今も)が増えそうな気配もあり、これを機会にきちんと勉強したいなということで、まずは書籍を読み漁ろうと、ロゴ本に目を通すことにしました。とりいそぎ5~7冊ほど。

ロゴの本って探せばたくさんでていますが、私が探しているのはイラレの使い方やテクニックとか、ロゴギャラリー本ではなくてロジックの方。
そんな私が読んでよかった!と思った本をご紹介。(備忘録かわりのメモともいう)

フォントのふしぎ

フォントデザイナーという職業があることをはじめてしりました。
有名ブランドのロゴ(欧文ロゴ)の話をしながら欧文フォントの話をされているのですが、写真も多くて画集をながめているかのよう。
丁寧に組まれたフォントを「ああ美しいな、きれいだな」って感じながら読める。
なにより著者がフォントを愛してやまない気持ちが伝わってくる本でした。
欧文フォントのXの話とか知らなかったもの。(正しいデザイナーのみなさんは知っているのかもしれないけど^^;)

ロゴロジック


こちらはフォントより主にシンボルマークの考え方の話。
著者が作成した実際のロゴとそのロゴを制作したロジックがのっていて、ロゴを考えるときの参考になりました。
読んでいて、「あ、ロゴってコピーと似てるかも」と思えたことも収穫。
(私はコピーの方がとっつきやすいので)

たのしいロゴづくり


前の2冊よりは具体的なややテクニックより。
フォントからのロゴの作り方。基本編といったかんじ。
ロゴづくり初心者には嬉しいかも。

新しくなにかを身につけたいと思ったら、まず好きになれるかどうかが大きいとおもっていて、
詳しくなる(好きになる)には、そのことを大好きなプロフェッショナルの話をきいたり本を読むのが近道かもしれないなぁと思った次第。
(既に好きなら問題はないw)

あと本当に品質のいいものを観る。目を肥やす。
いいものを判別できる目をもってないと、自分のつくったものがよいかよくないかわからないですものね。
これはコピーを勉強していたころに学んだこと。