毛細管現象の自動水やり機を自作してみた。

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自作といっても工作。
小学校の夏休みの宿題の工作よりもたぶん簡単です。

先月1週間弱ほど家をあけることになったとき、気がかりだったのが我が家の植物さんたち。
緑肥目的で植えていた菜の花とレンゲが中心であまり手がかからなかったのですが、どうしても枯らしたくない方がひとつ。

そう!
今年買った桜盆栽・・・!

蕾の感じから察するに、留守中の開花となりそうなかんじで。
枯らしてしまうにはあまりに忍びない…(ていうか悲しい)

去年の秋に留守にしたときはペットボトルの給水機で何とかなったのですが、小さな盆栽の鉢にペットボトルの給水機を刺すのはちょっと…(土に大きな穴があくし逆に根を傷めそう)ということで。
今回桜盆栽用に「毛細管現象を利用した水やり機」を作ってみることにしました。

ペットボトルで作る自動水やり機の作り方

必要なもの

  • ペットボトル
  • ストロー2本
  • キッチンペーパー
  • セロハンテープ

作り方↓

  1. ストローにキッチンペーパーをねじってとおす。(ストロー2本をつなげる)
  2. ペットボトルに水をいれ、ストローの端をいれ、反対側の端は盆栽の土に触れるように設置。
  3. 完成。

…これだけ。

また土からの蒸発をふせぐため土にビニール(透明でなく色のついた不透明のもの)をかぶせて、鉢皿には水をためておきました。

菜の花&レンゲ用には100均でも売っている、よくあるペットボトル給水機で対応。

自動水やり機導入の結果

天気のおかげもあったかもしれないけれど、全て無事でした! よかった~!!

菜の花&レンゲ用給水機の水は全部なくなっていたけれど、桜盆栽用の方はまだ3分の1ほどのこっていました。
給水機の紙も、土も湿っていたし、ひとまず正しく機能していた様子。

桜盆栽などはこのとおりほぼ満開に咲いていました!
今年は花は見れないかも、とも思っていたので嬉しい。

自宅02

この給水機は春・秋用です。今回春先の使用だったので、この給水機で十分だったのだと思います。
夏場には厳しいと思いますので導入の際は自己責任でお願いします。

自作の水やり機では不安だ…という方は

上記の方法で不安な方はお金で解決してしまうのがラクだと思います

by カエレバ