東京から、長野の待機児童0の町へ移住した話。

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はじめましての方もおひさしぶりの方もこんにちは。さかです。
この記事は「子育てエンジニア・クリエイター Advent Calendar 2017」の13日目です。

うちにはもうすぐ2歳の娘がいます。
今年の春、東京都から長野の小さな町に引っ越しました。

今回は「東京都の待機児童数約1000人の区から、長野の待機児童0の町へ移住した話。」について、少し書いてみます。

保活は棄権、一時保育は惨敗

我が家は私が会社員ではなく個人事業主なので、保活をしても絶対に不利なことが事前にわかっていました。
そのため保育園に入れることは最初から諦めて、近所に一時保育施設が近所にあったので「一時保育を活用して、週1〜2回とか、少しずつでも仕事再開できたら…」なんて考えていました。

ところが一時保育の予約も激戦で、最初の月は惨敗…。
予約受付開始時に電話をかけたにもかかわらず、1日も予約をとることができず、途方にくれてしまいました。

そんなときに浮上した長野への移住話。
保育園だけが理由ではないのですが、娘にも環境がよさそうだしと、思い切って引っ越すことに。

あっさりと保育園決まる

春に引っ越しが決まってからの保活だったので心配だったのですが、すんなり保育園に入ることができました。
規模は小さいけれど園庭もあって、アットホームな保育園です。

町役場いわく、前年度の10月迄に希望をだせば、どこかの園には入れるよう保育士の数を調整しているとのこと。
我が家の場合は引っ越しを決めたのが2月だったので、今回は認可は諦めて認可外の保育園を選びましたが、すんなり入園することができました。

娘を通わせてみて、とてもよい保育園だと感じているので、来年度も転園はせず継続してお願いする予定です。

保育園以外のこと

車生活になった

保育園の送り迎えは車です。
最初は家から遠いし大変かなぁ、と考えていたのですが、車だと数分でした。
早ければ5分で着きますし、雨でも困りません。
荷物が多くてもなんとかなります。
運転が苦手でなければなかなか良いです。
(ペーパードライバーだったので慣れるまでは大変でしたが…)

こどもの医療費

どちらも無料。
東京都世田谷区は病院&薬局での精算時に支払いの必要はなかったけれど、現在暮らしている町は普通に支払って翌月に手数料分を引かれた額が口座に振り込まれる仕組み。
(前の癖で時々お財布の残高を確認せずに病院にいってしまう…。)

8ヶ月暮らしてみて

事前に想像していたほどの不便はありませんでした。

普通にスーパーもコンビニもあるし、ホームセンターもあるし、総合病院もある。
ついでに車で20〜30分も行けばアウトレットもあります。
二拠点居住者や移住者が多いおかげか、快適なコワーキングスペースもあります。
東京への高速バスも特急もでているし、車でも3時間かかりません。

気になることといったら、
支援センターが平日のみなのでワンオペの土日に遊びにつれていける場所の選択肢が少ないことと、寒いこと。
一応雪国なので冬が長く寒いです。スタッドレスと石油ストーブは必須。

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あと、東京・大阪で魅力的なセミナーなどのイベントがあっても、気軽に参加できないことでしょうか…。
(でもよく考えたら東京で暮らしてたときも産後は行けないことが多かったなぁ…と思ったり…)

仕事

現在は娘が保育園に行っている平日に、作業の時間を定期的にとることができるように。
打ち合わせは基本オンラインとすることで、仕事を再開することができました!
コワーキングスペースがあるのもON/OFFの切り替えができるのでありがたいです。

最後に

もしかしたら引っ越さなくても一時保育を駆使して仕事を再開することもできたかもしれませんが、定期的なスケジュールが組みにくいため、色々難しかったかもしれません。
そう考えると娘にとってだけでなく、私自身にとっても、引っ越したことはよかったことなのかな…と思っています。

簡単に移住をすすめるわけではないけれど、「待機児童問題に困っていて、でも夫婦で場所を選ばない働き方が可能」ならば、子育てのために移住する、というのも選択肢のひとつとしてありなのかも…、と思いました。

我が家がこれからもずっとこの町で暮らしていくのかは正直まだわかりませんが、もうしばらくはこの町で娘と頑張ってみようと思います。